先天性奇形

妊婦さんが摂取できる1日あたりの量

妊婦さんにとって、葉酸は国からも摂取を推奨されている大切な栄養素になります。
厚生労働省が推奨している1日の摂取量は、通常の場合であれば240μg、妊娠中は400μgとなっています。
妊娠中は胎児の成長を助けるためや、お母さん自身の貧血対策などから通常時よりも多くの葉酸が必要となってくるのです。
推奨されている量を目安に、食品から、またはサプリメントを使って、積極的に身体に摂りいれていきましょう。

では、摂取について上限はあるのでしょうか?
厚生労働省では、妊娠していてもいなくても、20代女性で900μg、30代女性で1000μg(1mg)が上限と設定しています。
しかし、この数値はあくまでも過剰摂取を考えた場合になります。
通常、食品からの摂取の場合、葉酸は身体に吸収しにくく、過剰摂取になることはまずありません。
葉酸は水溶性のビタミンであり、熱にも弱いため、調理の過程で多くが失われてしまうからです。
そのため、むしろ葉酸が不足しがちなのが現状であり、食品から摂取したい場合には栄養が損なわれないように工夫する必要があります。

では、何が心配なのかというと、サプリメントで葉酸を摂取する場合です。
サプリメントには大きく分けて2種類あります。
1つは食品から摂るのと特に変わらない天然サプリメントであり、もう1つは身体に吸収されやすいように合成されたサプリメントです。
このうち、合成サプリメントについては、目安量をきちんと守らないと過剰摂取の可能性が出て来てしまいます。
飲めば飲むほど身体に良いというわけではありません。
1番大切なのは継続して摂り続けることになりますので、サプリメントを服用する際には1日の摂取量をきちんと守った上で摂るようにして下さい。

葉酸は妊娠前から出産後まで、女性の身体を助けてくれる働きがたくさんあります。
ぜひ食品とサプリメントの両方から摂取し、安心で快適なマタニティライフを過ごして下さいね。