先天性奇形

大量に飲酒する人にも

少しの飲酒であればさほど影響はありませんが、毎日のようにお酒をたしなむ人にとって、葉酸はなくてはならない栄養素です。
アルコールは葉酸の吸収率を悪くしてしまいます。
ただでさえ食品からの摂取では吸収率が低いというのに、さらに悪くなってしまってはなかなか十分な量が摂取出来なくなってしまいますね。
そのため、よくお酒を飲む人はより意識して、普段の食生活にこの栄養素を取り入れるべく注意する必要があります。
例えば、お酒のおつまみを選ぶ時にも、気を配りましょう。
お勧めなのは生のサラダ(特に葉野菜)ですが、意外なところで枝豆は非常に多くの葉酸を含んでいるのです。
おつまみの代表とも言えるメニューですし、お勧めですね。

葉酸の働きは、アルコールによってもたらされるであろう、様々な症状にも効果があります。
まず、動脈硬化やがんの抑制です。
アルコールを大量に、普段から摂取している人は、そうでない人に比べて高血圧になりやすいと言われています。
通常少量の飲酒は血圧を一時的に下げてくれるものですが、(脈拍が高くなったり、顔が赤くなるのはその証拠です。)これが長期間にわたり続くことで、逆にその血圧が高くなってしまうのです。
当然血管も傷つきやすくなりますし、動脈硬化の危険性も高まります。
葉酸には、血中のホモシステイン濃度を低くする働きがあります。
ホモシステインとは、アミノ酸を生成する途中で発生する中間物質で、この物質が少なくなることで動脈硬化の予防にもつながってきます。
また、葉酸は新陳代謝を促してくれる働きもあります。
特に、胃や腸などの粘膜にあたる部分は、細胞の入れ替わりも活発なため、影響を受けやすくなります。
このため、大腸がんなど、アルコールによって危険性を高めるであろうがんの予防にも効果を発揮してくれるのです。
どうしてもお酒が好きでやめられない、という人は、健康のためにも葉酸をより摂取するように心がけてみてはいかがでしょうか?