先天性奇形

胎児の先天性奇形を予防

赤ちゃんが生まれつき奇形を持っていたり、病気を持って産まれてきてしまうことがあります。
まとめて先天異常と呼ばれますが、遺伝子や染色体の欠陥によって、生まれつき異常が認められてしまうことです。
なぜこのようなことが起こるのかというと、お腹の中で赤ちゃんの細胞形成が上手く行われないために異常が表れてしまうと考えられています。
妊娠初期の段階で、胎児の脳や神経、血管といった重要な部位が形成されていきますが、何らかの原因によって上手く行われないケースが出て来てしまうのです。
原因はハッキリと分からないことが多く、様々な要因が複雑に重なり合って発症してしまう場合がほとんどです。
この先天異常に、葉酸が非常に効果的と言われています。
様々な研究により、妊娠する前から妊娠初期にかけて葉酸を摂取していた場合、産まれてくる赤ちゃんが先天異常にかかる割合は少なくなることがわかっています。
日本でもこうした結果をふまえ、厚生労働省は妊娠1週間前から妊娠初期にかけての葉酸摂取を推奨しています。
2002年からは、母子健康手帳にもこうした推奨の記載がされるようになりました。

しかし、大変なのは葉酸の摂取が妊娠前から推奨されているということです。
たいていの自然妊娠の場合、妊娠に気が付いた時にはすでに4~7週となっていることがほとんどです。
もちろん妊娠が発覚してから葉酸を服用しても効果はゼロではありませんが、どうせならばより安心感を手に入れたいものですよね。
もし、あなたが妊娠を希望しているというのであれば、ぜひ今から葉酸の摂取に気を配って下さい。
葉酸は例え妊娠中でなくとも、身体の健康のために非常に大きな働きを見せてくれる栄養素です。
葉酸そのものに直接妊娠を促す働きは認められませんが、血行を良好にしたり、女性ホルモンの調節をしてくれる効果もあるため、間接的には妊活にもつながります。
知らなかった、と後悔することのないよう、まずは食事の見直しから始めてみませんか?